訪問診療やカンファレンスの会話を、スマートフォン1台でカルテの記録につなげる方法をご紹介します。

スマートフォンで記録し、AI で会話に整え、医師が確認してカルテに記録するまでのまとめ

1. スマホを置いて「メモを取る」

ビデオ会議を始めなくても、対面の会話をそのまま記録できます(2026年8月から)。

Meet アプリの「メモを取る」を押して置いておくと、要約・対応事項・文字起こし全文がドライブに保存され、メールで届く

出典:Google Workspace Updates「Take Notes for me for in-person meetings is now available」(2026年8月13日)、Google Meet ヘルプ「Take notes for me in Google Meet」。組織の管理者がメモの機能をオンにしている必要があります。

2. 文字起こしを、会話の形に整える

1台で録った文字起こしは話し手の区別がないため、AI で会話の形に整えます。

整える前の文字起こしと、整えたあとの会話の比べ

3. AI への指示は、この6つ

Google Workspace の Gemini に、指示文と文字起こしを貼り付けて使います。

AI への指示の6つのポイント

そのまま使える指示文を見る
次の文字起こしは、訪問診療の場で1台のスマートフォンで記録したもので、話し手の区別がありません。
次の手順で、カルテに記録しやすい形に整えてください。

1. 会話の内容から、それぞれの発言がだれのものかを読み取ってください。
   話し手は「医師」「看護師」「MSW」「患者様」「ご家族」のいずれかとします。
2. 患者様と各職種のやり取りとして成り立つように、発言ごとに「医師:」「患者様:」のように行を分けてください。
3. だれの発言か判断に迷うものは、行の先頭に【要確認】を付けてください。
4. 話されていないことは書き足さないでください。
   薬の名前・量・検査の値・日付は聞き取れたとおりに書き、聞き取りが不確かなものには【要確認】を付けてください。
5. 人の名前は「Aさん」「Bさん」のように置き換えてください。
6. 最後に、カルテに記録するための要点を「主な訴え」「会話の要点・所見」「今後の予定」に分けて、箇条書きでまとめてください。

文字起こし:
(ここに文字起こしを貼り付けます)

4. 安全に使うための4つの約束

記録の前と後で、次の4つを必ず守ります。

法人のアカウントで使う・同意をいただく・医師が必ず確かめる・保存のルールを決める

Google は、Google Workspace のデータを許可なく AI の学習に使用しないことを明示しています(出典:Google Meet ヘルプ)。

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メモの機能の設定から保存のルール、指示文の調整まで、「外部の IT 担当」として無料の導入支援から承ります。

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