金属加工の工場で、取引先3社の発注書から毎月の請求書を作る作業を自動化した事例をご紹介します。

発注書を、書式ごとに読み方を分けて読み取り、重量で検算して、請求書の下書きを作る。1か月分95件を約25分で下書きにできた

1. これまでは、1件ずつ手作業で転記

発注書を開いて読み、請求書に打ち込み、合計を確かめる。この作業を毎月、約95件くり返していました。

発注書を開く、品名・寸法・数量を読む、請求書に打ち込む、合計を確かめる、を1件ずつ毎月約95件くり返す

2. 書式ごとに、読み方を分ける

発注書は取引先ごとに書式が異なります。書式に合わせて読み方を分け、AI は必要な箇所に限定して使いました。

Excel の表は列をそのまま読み AI は使わない。帳票の PDF は決まった位置を読む。画像だけの PDF は AI で読み取る

3. AI に任せきりにしない

AI は読み違えることがあります。寸法から計算した重量と発注書の重量を比べ、合わない行には印を付けます。

寸法から計算した重量と発注書の重量が合う行はそのまま、幅を2倍に読んだ行は重量が合わないので印が付く

図の数字は、仕組みを説明するための例です。鉄板の重量は、板厚・幅・長さと鉄の比重から計算しています。

4. 使う画面は、ボタン3つ

日々の操作は、発注書のファイルを選び、作成のボタンを押し、できあがったフォルダを開く、の3つの手順で完了します。

1 ファイルを入れる、2 請求書の下書きを作る、3 できたフォルダを開く

自社の発注書でも自動化できるか、ご相談ください

無料の業務の棚卸しで、実際の発注書を数枚拝見し、どの読み方が合うかを一緒に確かめます。工場・製造業のご支援は「関連するご支援を見る」からご覧いただけます。