作業日報は、「何を・どれだけ・何が止まったか・次の人へのお願い」が分かれば十分です。そのまま使えるひな形と、よくない例・よい例、書くときのコツを図でまとめました。

1. 作業日報は何のために書くのか

次の勤務の人が設備や作業の今の状態を知る「引き継ぎ」、何をいくつ作ったかの「生産の記録」、止まった時間や不良の数を続けて見て変化に気づく「早めの発見」、止まった原因がたまって直す所が見える「改善の材料」。この4つの役目があります。

2. ひな形(5つの項目)

会社の様式があればそちらに合わせます。どの様式でも、この5つが入っていれば引き継ぎで困りません。

作業日報のひな形の5つの項目。1 ライン・設備、2 作業内容と実績、3 停止・トラブル、4 不良、5 連絡事項・お願い

3. よくない例とよい例

「特に問題なし」だけでは、何をいくつ作ったか、止まった時間があったかが残りません。

よくない例:プレス作業。特に問題なし。よい例:2号機プレスで品番A-120を1200個、段取り替え1回。10時ごろ材料待ちで15分停止。金型の摩耗が気になるので点検をお願いします。

検査工程の例:外観検査で品番B-305を800個検査。合格792個、不良8個(キズ5個、打痕3個)。キズは午後のロットに多かった。午後のロットのキズについて、前工程に確認をお願いします。

4. 書くときの5つのコツ

数字で書く、止まった時間は「何時から何分」、分からないときは「原因調査中」、連絡事項は依頼の形で、毎日同じ順番で。この5つで、読む人がすぐに探せて、前の日との違いにも気づけます。

作業日報を書くときの5つのコツ。1 数字で書く、2 止まった時間は「何時から何分」、3 原因が分からないときは分からないと書く、4 連絡事項は「だれに・何を」の依頼の形で、5 毎日同じ順番で書く

5. 短いメモから、作業日報の下書きに

「2号機 プレス A-120 1200個 10時 材料待ち15分 金型 点検お願い」のような短いメモや、話した言葉から、てますい 記録当番が作業日報の下書きを数秒で作ります。品番・ロット番号・数量は入れたとおりに書き、合計を勝手に計算しません。最後は現場の方が確かめます。

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