話すことはできても、日本語で記録を書くのはむずかしい。介護の現場でも工場でも、外国籍の職員が増えるほど、この悩みも増えていきます。道具を使わずに今日からできる工夫と、母国語で話すと日本語の記録になる方法をまとめました。
1. どこでつまずきやすいのか
「嚥下」「臥床」「排泄」のような話し言葉では使わない言葉、何を先に書けばよいかという文の組み立て、そして時間。記録が短くなったり、日本人の職員が代わりに書いたりして、負担がかたよることがあります。
2. 今日からできる4つの工夫
記録のひな形を決めて選ぶだけの欄を増やす、よく使う言葉にふりがなと意味を付けて貼る、やさしい日本語で書いてよいと決める、慣れるまでは聞き取って一緒に書く。道具がなくても始められます。
3. やさしい日本語でよい、と決める
むずかしい言葉でなくても、事実が正しく書いてあれば記録として役に立ちます。「ごはん 半分 たべた」でも、何も書かないよりずっとよい記録です。
4. 母国語で話すと、日本語の記録に
てますい 記録当番は、話した言葉を自動で聞き分けて、日本語で記録の欄に書き込みます。母国語で話しても、日本語と混ざっても大丈夫です。「お昼ごはんのとき、Aさんが2回むせた。お茶にとろみをつけたら止まった。看護師さんに言った」と話すと、時間帯・場面・様子・対応の欄に分かれて入り、そのまま下書きの文章まで作れます。話の中の名前は「Aさん」のように置き換え、音声は保存しません。
AI の聞き取りなので、間違うことがあります。音声で入った欄には印が付くので、日本語の分かる職員が内容を確かめてから使ってください。記録が書けるようになると、仕事への自信にもつながります。
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